2025年10月6日の早朝、ドル円(USD/JPY)は2000年以降で最大となる約2円(200pips)もの窓を空けてオープンしました。
この急変動は、日本の総裁選でサプライズ的に高市さんが新総裁に決まったことを受けたもので、強烈な円売り材料として市場に反映された格好です。
FXの手法のひとつに、「窓埋めトレード」という期待値の高い戦略があります。
週明けに大きく窓を開けてスタートした場合、その価格差(ギャップ)を埋める方向に相場が動くことが多いというものです。
通常であれば、今回のようなドル円(USD/JPY)の上窓ではショート(売り)を狙うのがセオリーです。
しかし今回は、あまりに強烈な材料で大きな窓が開いたため、
「このまま窓を埋めずにさらに上へ持っていかれるのではないか?」
と判断し、これはロングでついていくのみと、ショートは見送りました。
ドルストレートでのチャンスを狙う
ドル円の急騰により、ユーロドル(EUR/USD)・ポンドドル(GBP/USD)・豪ドルドル(AUD/USD)といった主要なドルストレートも軒並み下窓を開けてスタート。
しかし今回の総裁選は「円(JPY)主導」のビッグイベントであり、ドルストレートの窓開けは“巻き込まれただけ”のような形です。
つまり、特に何も材料が出ていないドルストレート側では窓埋めの期待値が高いと考えました。
そもそも週末クローズまではアメリカの政府閉鎖問題で、雇用統計の発表が延期されるほどゴタゴタしており、トレンドとしてはドル安の流れが続いていました。



そこで、ドル円(USD/JPY)はロングで素直にトレンドについていく以外のトレードでは、朝からドルストレートのロングを狙っていました。
トレード結果
以下は結果のまとめになります。
| 通貨ペア | 結果 | コメント |
|---|---|---|
| 豪ドルドル(AUD/USD) | ✅ 窓埋め成功 | 早々と10時台に窓埋め完了 |
| ユーロドル(EUR/USD) | ⚠️ 建値ストップ | フランス政府関連のネガティブヘッドラインで建値ストップ→未だ窓埋めておらず。 |
| ポンドドル(GBP/USD) | ✅ 窓埋め成功 | 23時台に窓埋め完了 |
週明けに大きな窓が開いた際に、明らかに特定の1通貨が主導している場合の値動きについて、特に材料が出ていない側の他の通貨ペアについて過去検証してみるのもいいかもしれませんね。
タイアップの紹介
現在、2社のFX会社と公式タイアップキャンペーンを行っています。
私が実際に1年で500万から1.57億円増やした手法について、論理立てて詳しく解説しています。
詳細は以下のページをご覧ください。
こちらはスキャルピングに特化した手法です。
記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


